ライフ

LIFE
【製作年度】
2017年
【製作国】
アメリカ
【監督】
ダニエル・エスピノーサ
【出演】
ジェイク・ギレンホール
レベッカ・ファーガソン
ライアン・レイノルズ
真田広之
アリヨン・バカレ
オルガ・ディホヴィチナヤ
【イントロダクション】
世界各国からISSに集った6人の宇宙飛行士が、地球外生命体の細胞を極秘調査することに。細胞は次第に進化と成長を遂げて高い知能を持つようになり、6人を翻弄し始める。
【感想】
宇宙船の中で地球外生命体に襲われるという、いわゆるストーリー的にはありきたりな展開。本作は火星からの生物。いまさら同類な映画を作る必要があるのか?っと思うのだが、やはりエイリアン物はみんな見たいんだなと思う。もちろん観終わって感想は、やはり『エイリアン』に追いつくわけがない。ま、でもなかなか飽きずには楽しめたが素直な気持ち。
まず、その理由は、やはり未知の生物の成長だろう。最初かわいらしいクリオネみたいな造形だが、人間を食らうことにより急激に変化していく。が、いつまでたってもウニウニした感じだけ。最終形?もちょっと顔らしきものが出てきますが、気持ち悪さはなくむしろ愛嬌があるほどだが、新種エイリアン感は感じた。


ただ、こういった所でも、『エイリアン』に出てくる地球外生命体の造形はおぞましく、素晴らしかったとこの映画を見て逆に感心してしまった。
人間関係の描写も中途半端な気がした。それぞれ人生の背景があるのだろうが、簡略化しているため、仲間が死んでいっても感情が移入できないところは残念。真田演じる日本人ショウの奥さんが出産するシーンがあったが、やっぱり中途半端にしか描かれていないため、ショウが死んでも悲しさも何も浮かばないので、あんまり出産シーンが意味を成さない。
そんな中、宇宙船や宇宙(地球)の映像は見事。CGを駆使しているのだろうが、非常に綺麗で美しい映像。恐ろしい生物に襲われ殺されていく重い展開の中でも、映像によってその重さや怖さは感じられないほど綺麗。無重力感も違和感なくとてもよく描かれている。体から出てくる血フブキもリアルである。
そして、ラストはちょっと読めましたねー。
もう別々に逃げると提案した瞬間から、読めた。ま、こういう映画はハッピーエンドとはならないよね~。
総評としては、目新しさはないもの、エイリアン物としてはちゃっちさもなく楽しめたなっと。ま俳優陣が豪華ですからね。予算たっぷりで作ったエイリアン映画といった感じ。
【満足度】

![]() | 価格:4,966円 |

【予告】
| SF、エイリアン | 23:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑