| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

渇き。

『渇き。』

【製作年度】2014年
【製作国】日本
【監督】中島哲也
【出演】役所広司/小松菜奈/妻夫木聡



【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和に離婚した元妻から連絡が入った。成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪したという。自分のせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、娘の行方を追うことに…。

【感想】 ネタバレ
この映画あんまり評判良くないみたいですね?残酷すぎ、病みすぎっという意見多いですし。。。

いや、逆にものたりん!!!

どうせなら、行き着くところまで行ってほしかった。年齢制限も多少気にしてか、コミカルに描かれている部分も多く、もっとどっしり来るのを期待していたので、肩透かし。『冷たい熱帯魚』のような感覚でとことんどっしりくるものを期待していましたが、中途半端なので、正当派な方からも批判されるし、凹み映画好き人間(私のような!?)からも、物足りないと批判される。どっちつかずはいかんです。

レイティングはR15+とのこと。内容的には、やっぱり中学生、高校生にみせては駄目だろこれ・・・。映倫の審査は日本映画に甘くないか???

この親あっての子ですね。人間見た目で判断してはいけませんね。こんなに美しく妖艶な加奈子にやさしくされたら、誰でも一ころですね。そんでもっての、笑いながらどん底に突き落としていく。無垢で幼き学生が、加奈子のせいで、ジジイ達に体を売り(男もね)どん底へ落ちていく。でも、、、決して加奈子を恨まない、いや魅了させられた人間には恨むことすらできない、まさに麻薬のような存在。
渇き。1

わが子を何が何でも探し出そうとする、これまたイカレタ父親の藤島秋弘。いつも怒声を挙げイライラ状態の元刑事は人間としてクズです。それを利用しようとすべく、警察。妻夫木演ずる浅井がまた腹立たしい。この映画は基本、観るものを嫌な気持ちにさせる内容なのですが、役者の見事な演技っぷりも輪をかけて気分を害しますね。
渇き。2

このイカレ父親は、1つだけ夢が有ります。美人な妻とやさしい娘に囲まれた平凡で幸せな家庭。秋弘が思い浮かべる幸せなシーンは、この映画と相反するもので、平和そして温かさの象徴としてとても印象深く描かれています。自分が夢を見る幸せな生活を送るオダギリジョー演じる愛川の一家をものの見事に破壊していく秋弘の狂気はものすごいものがありました・・・。(しかし、役所広司はダイワハウスのCM大丈夫なのか?)

ラストもイマイチ納得できない、やけっぱちとしか見えないのですが、父にとって一番辛いこと、それは加奈子から存在しないものとして扱われること。原作ではこれを印象付けた終わりだったらしいですが、映画では全く感じることができず、父親としての気持ちもいまいち感じられません。

原作を見ていないのですが、第3回『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作で深町秋生氏の『果てしなき渇き』を『告白』の監督中島哲也氏による映画化ですが、小説の方はもっとダークということです。映像にできないといわれたいた内容を、R15+で収めたのはだいぶ努力はしたのでしょうね。

いや~しかしですよ、小松菜奈が綺麗でかわいすぎ。これからの活躍も期待しますが、個人的には恋愛系より、この映画のような路線で進んでいって欲しいです。
渇き。3

おじさんも取り付かれそう・・・(゜ロ゜)

【満足度】


※応援クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ 人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析
スポンサーサイト

| ヒューマンドラマ | 21:15 | comments:3 | trackbacks:2 | TOP↑

≫ EDIT

『肉』
 We Are What We Are

【製作年度】2013年
【製作国】アメリカ
【監督】ジム・ミックル
【主演】ビル・セイジ

  かご



【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
ある日事故で母親を亡くしたパーカー家。美しい姉妹・アイリスとローズは母に代わり、先祖代々伝わる恐ろしい秘密の儀式を引き継ぐことになる。

【感想】 ネタバレ
2010年の『猟奇的な家族』のリメイクの作品は、2013年のカンヌ映画祭、サンダンス映画祭など数々の映画祭に出品された。邦題(しかもジャケ写が・・・)がなんともがっかり過ぎなのですが、本題は、We Are What We Are(私達は私たちなんだ)です。この映画を観終わって実感する、タイトルです。

へんな邦題を漬けられたため、単なる人肉を食べる野蛮なカンニバル作品と思われがちですが、映画は終始物悲しく静かに進む、一種の変わった美学を観るような作品でした。これは、先日鑑賞したカンニバル作品『人肉レストラン』に似た、感覚。なに?最近はカンニバルは芸術なのか!?との錯覚を覚えます(笑)

といっても、本作は非常に重いストーリー。

一家には先祖代々避けられない風習ががある。それは先祖を尊重し、現在も実行しないといけない、パーカー一家にとっては神聖な儀式。今年もその神聖な儀式である、「子羊の日」がやってくる。2日前から絶食する一家。そう、それは人肉を食べるという一家だけの特別な伝統なのであった。

しかし、今年は母親の死という予想外な状況が起こる。
悩み悲しむ父親、母の変わりに人間を殺める番となってしまった姉アイリス、儀式を反対するローズ、そしてまだ何も知らない幼き弟。映画は、母親の死を皮切りに、毎年恒例だったその呪われし一家の伝統のために、翻弄される一家の心理を描きます。

映画を観ているこちらは、最初何のことか分かりません。母親の死に関しては、一種のミステリー映画と思わせるような感覚さえ覚えます。母親の病気の震える病気の意味も、父親が母を病院に連れて行かない理由も。しかし、物語が進むにつれ、一家の秘密が明らかになり、なんとも悲しい一家なんだろうかと・・・。
肉2

それは、特に姉妹の心情に表れてます。
儀式のために初めて人を殺める時、彼女達の気持ちの格闘が痛いように表現されています。うまくいかなかったが罪も無い人間を殺めたとき、彼女達は一家が通ってきた宿命を果たしたのです。
肉1

姉妹の一家の伝統といいこんなことが許されるのか?という葛藤、そして普通に恋がしたい年頃の彼女達にとって、他人の肉で作られた自分の汚れた肉体が邪魔してしまうのです。しかし姉はついに恋をし男性と一つに結ばれた瞬間、父親のあの一撃・・・。いやー、これは辛いよね。

そして、衝撃のラストは度肝を抜かれます。観た瞬間は、彼女達の行動がまったく意味不明でした。が、映画を観終わった後、改めて本題のWe Are What We Are(私達は私たちなんだ)を考えると、納得できるラストだったのかもしれません。彼女達は彼女たちなんです。姉妹にとっては、ハッピーエンドのように見えました。
肉4
肉3

これから、先彼女達と弟君はどうするんだろう・・・。

かなり、観る人を選ぶ作品で、理解できない方が多いでしょうが、きっとこの映画の深さが分かる人もいるでしょう。そういう人に一度見てもらいたい作品ですね。

【満足度】


※応援クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ 人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析

| ヒューマンドラマ | 23:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

父の秘密

『父の秘密』
 After Lucia

【製作年度】2012年
【製作国】メキシコ
【監督】マイケル・フランコ
【主演】テッサ・イア

  かご


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
事故で妻を失ったロベルトと娘のアレハンドラは、メキシコシティに移住する。ある日、アレハンドラは男子生徒と関係を持ってしまうが…。

【感想】  ネタバレ
メキシコの新生監督作で2012年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」グランプリを受賞した作品。終始、静かにたたずむ様に進んでいく映像だが、その中身は激しく目を背けたくなるような描写が繰り広げられる。

みているのがつらい・・・。
終始そういう感情を持つ映画。

妻(母)を亡くし、傷心したまま新天地に引越し新たなスタートを開始した父ロベルトと娘アレハンドラ。2人はとても仲良し親子、しかしお互いに本音を話すことは無いのです。
父の秘密1

ロベルトは新しい職場で思うように行かず、感情のまま仕事をやめたり苛立ちのなか喧嘩してしまったりと、新天地になかなかなじめずにいる。しかし、娘の前では順調に行っているそぶりを見せる。

娘は、新しい学校に順調に溶け込んだように見えた。しかし、ある事件から彼女を正反対の人生に変える。新しい友達(悪友)と夜パーティーをしてよった勢いで、男性とセックスをした様子を動画に撮られ、流出させられる。ここから、アレハンドラ彼女に対する学校生徒による壮絶なイジメが始まるのです。

イジメってのは、いつみても残酷で腹立たしいですね。この映画に描かれるイジメも常人がやるようなことではないです。どんどんエスカレートし、イジメる人も増えていき、卑劣極まりない状態。見るに耐えない光景が繰り広げられます・・・。
父の秘密2

こんな中でも、アレハンドラは父にはうまく行っているそぶりをみせ、耐え続けます。もうその姿が痛ましく、なぜ父に話さないのか?と思わせますが、実際イジメられている方は、心配させまいと隠し耐えるのが多くの現実なんでしょうね・・・。

悲惨な状況になると分かっているのに、父を心配させまいと行く修学旅行。アレハンドラはトイレに閉じ込められ、レイプをされ、酒を無理やりのまされ、挙句の果てには小便までかけられる。そんな中、海で行方不明になったアレハンドラが帰った先は、母が居るころの生活なのでした・・・。

心配する父は、警察にも理不尽な質問を受け、未成年だからということでお咎めなしのいじめっ子達。
ようやく気づいた娘がイジメられていた事実。
そのとき、父がとった行動は・・・・・。

まったく躊躇も無い報復。
父の秘密3

メキシコ版ハネケとの呼び声も高い作品でした。
子供を持つ親としては、心が痛くなりますな。
あ~、しばらく凹むわ・・・。

【満足度】


※応援クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ 人気ブログランキングへ blogramで人気ブログを分析

| ヒューマンドラマ | 00:37 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。