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ウィッカーマン

『ウィッカーマン』
 THE WICKER MAN

【製作年度】1973年
【製作国】イギリス
【監督】ロビン・ハーディ
【出演】エドワード・ウッドワード/クリストファー・リー/ブリット・エクランド/イングリット・ピット/ダイアン・シレント



【イントロダクション】
行方不明の少女を探すためにスコットランド本土からサマーアイル島へやって来た警官ハウイー。だが人々は少女の存在を否定し、何かを隠しているような素振りを見せる。ハウイーはやがてこの島を支配している異様な古代宗教に行き当たるのだが…。

【感想】  ネタバレ
予告どおりの年末予約更新でございます。
そして最後の記事は、恒例の衝撃的かつマニアックな映画のご紹介。

2008年 『食人族』
2009年 『ドッグヴィル』
2010年 『八仙飯店之人肉饅頭』

ときて、今年のラストは伝説のカルト映画、『ウィッカーマン』だ!


へ~ほ~♪

っと裸で歌い誘う美女、隣の部屋で欲に耐え続ける童貞のおじさん警官という前半からびっくり構図が飛び出します。この映画の異様性が伺える男性諸君大満足の1シーンでございます。この後もミュージカル映画!?と思ってしまう展開が続き、といっても歌はへんてこりんと、まずはこの映画の世界感に慣れる必要がございます(汗)
ウィッカーマン1

テーマは宗教。

宗教の自由、そして宗教の怖さを異様な雰囲気で表現した作品。2006年にニコラス・ケイジ主演によるリメイク版が上映されたオリジナルとなる作品ですが、独特の雰囲気はこちらでしか味わえません。

閉鎖的な島全体の宗教観は、セックスに明け暮れ、男性性器を崇め、子供の頃から徹底した性教育と島民は欲望のまま生きる。行方不明の少女を探すために訪れた、根っからのキリスト教徒の警官ハウイーには、絶対にありえない世界なのです。ハウイーは結婚するまで、童貞を守るという、生真面目一直線なヤツなんですぞぉ!

捜索のため島には訪れたが、知らぬ存じぬの島民たち。挙句の果ては捜索を依頼した少女の母親までそんな娘は知らないと言われる始末で、普通の警官なら、ここでめげてしまいそうなんですが、真面目一直線のハウイーは、存在するかもわからないたった一人の少女のために、頑張り続けるのでした。

地獄へと突き落とされるとも知らずに・・・。

前半の異様な雰囲気そのままで、後半は一気に盛り上がっていきます。

島の豊作を願ういけにえの祭りは、奇怪そのものの祭り。
ウィッカーマン3

ハウイーは少女がいけにえにされると読み、一人奮闘する姿、なんとも健気・・・。この辺で観ている人は彼の結末は、ほぼ分かってくると思うのですが、そうなんです!いけにえされるのはもちろん・・・。

ウィッカーマンとは、古代ガリアで信仰されていたドルイド教における供犠・人身御供の一種で、巨大な人型の檻の中に犠牲に捧げる家畜や人間を閉じ込めたまま焼き殺す祭儀のことらしいです。
ウィッカーマン2

ウィッカーマンに閉じ込められ、「おお神よ!」と最後の最後までキリストを信じ救いを求め続けるハウイー。それを横目に、喜び歓喜しアホダンスを踊り続ける島民たち・・・。この光景は、救いようも無く残酷。

決して神は助けてくれず、キリスト教徒が異教徒に迫害される瞬間なのであります。いやいや違いますね、この島ではたった一人だけのキリスト教徒であるハウリーこそが異教徒なのでした・・・。

【満足度】


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| カルト、悪霊 | 00:10 | comments:14 | trackbacks:1 | TOP↑

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年末のご挨拶

少し早いですが、年末のご挨拶。

明日から忘年会続きと年末年始は旅行に出かけますので、ブログを更新する暇が無いのです。とは言うものの、年末ギリギリに自動UPされるように予約投稿などたくらんではいたりするのですが(笑)

コメント返信ももしかしたら難しいかもしれませんので、悪しからず。
(スマフォなんぞやらも持ってないので・・・)

マニアックな映画に特化した当ブログですが、色々な方にご覧になっていただき、コメントを頂きありがたい限りです。今年も更新滞ることなく活動できたのも、皆様が遊びに来ていただいてくださるおかげと思っております。

2012年も、すばらしいホラー(こわい)映画に出会えることを楽しみにしたいと思います。

それでは、よいお年を!

| つぶやき | 23:22 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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【特集】アメリカホラー映画史~70年代~

アメリカ映画史紹介シリーズ、第3回目の今回は70年代の映画史をクローズアップです。
では、さっそく行ってみましょう!

★アメリカホラー映画史~巨匠の登場と一大オカルトブーム~
 70年代は、映画の巨匠監督が次々とデビューし、映画史に残る名作を生み出された。ジョージ・A・ロメロは、彼の最高傑作とも言われる『ゾンビ』を、トビー・フーパーは『悪魔のいけにえ』を、ウェス・クレイブンは『サランドラ』、スティーブン・スピルバーグは『ジョーズ』、デビット・リンチは『イレイザー・ヘッド』、ジョン・カーペンターは『ハロウィン』と言う様に、現代ホラーにも大きく影響を与えた作品が次々と誕生する。
 そして忘れてはならないのは、『エクソシスト』の歴史的大ヒットによる、一大オカルトブームである。映画界ならず、書籍やTVなどでもブームを巻き起こした。
 生物パニックもこの年代に花開いた。『ジョーズ』『ピラニア』『スクワーム』に代表される生物が人間を襲ってくるパニック映画が登場。また、70年代ぎりぎりに傑作『エイリアン』によるSFホラーというジャンルも確立された。

★活躍した主なホラー映画監督
 ウィリアム・フリードキン 1935~
 ラリー・コーエン 1938~
 ウェス・クレイブン 1939~ 
 ブライアン・デ・パルマ 1940~
 トビー・フーパー 1943~
 デビット・リンチ 1943~
 スティーブン・スピルバーグ 1947~
 ジョン・カーペンター 1948~

★主なホラー映画作品
1.『激突!』 1971年 スティーブン・スピルバーグ
スピルバーグのデビュー作。アメリカではテレビムービーとして放映されたが、日本では人気のため映画館で上映された。タンクローリーに執拗に追われる恐怖を描いている。


2.『血の魔術師』 1972年 ハーシェル・ゴードン・ルイス
残酷なマジックショーと同じ手口で殺されていくサスペンス。血みどろ映像と特撮による残酷描写が得意とした監督は、スプラッター映画の元祖とも言われている。


3.『エクソシスト』 1973年 ウィリアム・フリードキン
一大オカルトブームを巻き起こした超有名な作品、悪魔に取り付かれた少女を救うため、神父と悪魔の戦いを描く。悪魔が取り付いた少女のセリフを別の女優にやらせているのだが、納得いく声質にさせるため、拘束し生卵と酒を無理やり飲ませ、タバコを吸わせたというエピソードもある。


4.『悪魔の赤ちゃん』 1973年 ラリー・コーエン
育児の恐怖と父性というテーマを主に、突然変異の子供を産んでしまった夫婦の苦悩を描く、ホラーだけでは語れない悲しき物語でもある。


5.『悪魔のいけにえ』 1974年 トビー・フーパー
これまでのホラー映画を根底から覆した、後世に語り継がれる名作。スプラッタ描写はほとんど無いながらにも、観るものは恐怖感と不快感と嫌悪感を覚えさせられる。ノイズのサウンドも見事な演出。マスターフィルムは描写の芸術性ゆえ、ニューヨーク近代美術館にに永久保存されており、後のホラー映画監督に多大な影響を与えた。


6.『ジョーズ』 1975年 スティーブン・スピルバーグ
日本でも一大ブームを起こしスピルバーグの名を世界にとどろかせた、動物パニック映画。おなじみの音楽で恐怖をあおる演出も見事で、パニック映画の金字塔である。


7.『オーメン』 1976年 リチャード・ドナー
『エクソシスト』と共にオカルトブームの火付け役となった映画の一つ。次々と引き起こる奇怪な殺人はショックな内容で、息子を殺さないといけない父親の苦悩を描く名作。


8.『キャリー』 1976年 ブライアン・デ・パルマ
スティーブン・キングのデビュー小説の映画化。超能力を持つ少女が同級生から執拗ないじめに合い、ラストで怒りが爆発してしまう場面は、恐怖の見所である。


9.『ハロウィン』 1978年 ジョン・カーペンター
ハロウィンを舞台とした、人間の恐怖や不安を描く名作。殺人鬼マイケル・マイヤーズの恐怖を描く。ジョン・カーペンターの出世作である。


10.『ゾンビ』 1978年 ジョージ・A・ロメロ
ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画の中で最高傑作とも呼ばれる作品。血肉吹き飛ぶ残酷なスプラッター描写だけではなく、社会問題の風刺を織り込んだ内容は、ホラーを超えた作品とも言える。


11.『エイリアン』 1978年 リドリー・スコット
SFホラーというジャンルを確立させた作品で、地球から遠く離れた宇宙という空間で助けも来ない恐怖を描く。エイリアンの強烈なデザインも世を騒がせた。


いや~、70年代は名作ぞろいですな~。
結構観ている作品も多いのではないでしょうか?
さて、次回は80年代でお会いしましょう!

【関連記事】
アメリカホラー映画史~50年代以前~
アメリカホラー映画史~60年代~
アメリカホラー映画史~80年代~
アメリカホラー映画史~90年代~
アメリカホラー映画史~21世紀(2010年まで)~

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| こわいもの特集 | 03:20 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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