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ダリオ・アルジェントのドラキュラ

『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』
 Dalio Argento's Dracula

【製作年度】2012年
【製作国】イタリア/フランス
【監督】ダリオ・アルジェント
【主演】トーマス・クレッチマン

  かご 


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
ドラキュラ伯爵邸での仕事を紹介してもらうべくパスブルクを訪れたハーカー。だが、それは彼の妻・ミナを手に入れるための伯爵の罠だった。一方、伯爵の宿敵、ヴァン・ヘルシングが現れるが…。

【感想】
良くも悪くも、タイトルどおりダリオ・アルジェント監督の作品だな~っと、思える作品でした。物語の展開しかり、美女の使い方、小道具、芸術度、音楽の使い方、そして時おり見せるグロシーン。赤すぎる血の使い方に、どころどころのチープさ。ぁあ、ドラキュラをテーマにしても彼の王道は変わらないのですね。

物語としては、いたって純粋かつ古典的なドラキュラです。ドラキュラ伯爵と怯える住民、そして伯爵に魅了されていく美女。最終的には、風貌いまいちオジサンのヴァン・ヘルシングによる退治劇へとつながり、正統派のドラキュラをアルジェント風に描いた仕上がりです。
ダリオ・アルジェントのドラキュラ1

決して面白くないわけではないのですが、このアルジェント風ってところが、本作に限ってはなんか違和感あるんですよね。古典的すぎというか、チープすぎというか。それでもって、時おりみせるドラキュラによる村人の惨殺シーン。なんだか違和感ありです。

そして、とどめをさしてしまっているのが、カマキリ!!!
ダリオ・アルジェントのドラキュラ3
正直、なぜここで・・・、っと目が点に。ちょっと、アルジェント監督マジですか!?お笑いですか???うーん、不思議でたまりません。カマキリだけでなく、ヴァンパイアが燃え上がるシーンなんかのCGもあまりにもチープすぎて、ちょっと萎えます。

ちなみに、登場する女性みな美女なんですが、個人的にはダントツでミリアム・ジョヴァネッリ演じるタニアが良かったです。ただ、最初から登場する割には伯爵からの扱いが酷いような気が・・・。
ダリオ・アルジェントのドラキュラ2

おそらく、ダリオ・アルジェントファンしか楽しめない作品ではないんでしょうか?
ただし、ファンなら必見でしょう。あまりにも監督色が強いですからね。

【満足度】




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| ゴシック | 22:56 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3

『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3』
 倩女幽魂Ⅲ:道道道

【製作年度】1991年
【製作国】香港
【監督】チン・シウトン
【主演】レスリー・チャンジョイ・ウォン

  かご 


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
黄金の仏像を運ぶフォンと白雲は、その道中でふたりの美女に出会う。フォンは誘惑してきた美女・ロータスが妖怪であることを見抜くが…。

【感想】  ネタバレ
監督も主演2人も脇役達もほとんど変わらずで3作目にあたるこの作品は、1作目の恋愛要素と2作目の化け物退治の融合といった作りとなっております。今はもう観れない、レスリー・チャンとジョイ・ウォンのちょっぴりお色気あるシーンも見所ですね。物語としては、1作目の調度100年後という設定ですので、演者は同じだが前作までの2人とは異なる人物&幽霊ということになりますかね。

前作までどおり、コメディータッチとワイヤーアクションも健在で、時代とともにパワーアップしています。が、相変わらずの妖怪のしょぼさはなんとかならないものでしたかね(汗) ラストの黒山妖怪なんてなんですか???なお姿。

しかし、幽霊の2人の美女はさすがといえます。こんな2人に責められたら男性としては絶対に耐えれないですが・・・。劇中でもジョイ・ウォン演じるロータスが、生前より幸せということを言ってますが、美人のままで歳を取らずに入れるとしたら、ある意味確かに幽霊としてもうれしいことですよね?

そんな中、惹かれあうフォンとロータス。なんだかこちらが恥ずかしくなるような恋の展開です。1作目とはいかないものの、2作目ではあまり観られなかった二人の禁断の子供のような純愛が再び復活。しかし、それを許さぬロウロウとの戦いが繰り広げられるのです。
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3-1

アクションもなかなか楽しませてくれます。お師匠さんは強いし、なんといってもジャッキー・チェン演じる剣士インが面白い!大剣が武器ですが、巻物で術をいろんな読み上げ、飛行甲冑という鎧をまとうと高速移動となんともこっけいでございました。ジャッキーのこういう姿は、本作品ならではの楽しみですね。
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3-2

さて、3作品Blue RayのBoxを購入して久しぶりに少しづつ観ていきましたが、古き良き香港映画で青春時代を思い出すことができ懐かしく思いながら観ることができました。そして改めて、1作目のすばらしさが断トツだったなと思うしだいでございます。

それにしても、レスリー・チャンの坊主姿も希少価値高いですが、ジョイ・ウォンの白めひんむくお姿もこれまた貴重。3作目は、ちょっとお茶目なお二人でした。
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3-3

【満足度】


【関連記事】
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2



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| 幽霊、怨念 | 22:47 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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時計じかけのオレンジ

『時計じかけのオレンジ』
 A CLOCKWOKE ORANGE

【製作年度】1971年
【製作国】イギリス
【監督】スタンリー・キューブリック
【主演】マルコム・マクダウェル

  かご 


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、ある殺人事件で仲間に裏切られ、ついに投獄させられてしまう。そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが…。

【感想】  ネタバレ
スタンリー・キューブリック監督が描く近未来の物語。暴力、セックスに明け暮れるアレックスが、最終的にはルドヴィコ療法によって政治の力に利用されていく。70年代では全く想像もつかなかった作品ですが、現社会では、暴力があふれ犯罪も低年齢化し、ドラッグにおぼれる若者。そして行く先不安定で利用するものを利用する政治とキューブリック監督が描く社会となってしまったようです・・・。

前半はひたすら暴力、暴力のシーンです。ドラッグ入りミルクの“ミルク・プラス”を飲み、いかれた不良グループそしてリーダーのアレックスによる、無差別で弱者への“超”暴力、そしてレイプをまざまざと見せ付けられます。昼間も学校を休みセックスに明け暮れる毎日。この映画は前半がかなり過激シーンが多いので、そこで嫌になる人も多いとか。
時計じかけのオレンジ1

そんな生活は長くは続かない。仲間の裏切りで、刑務所へ。早く出所することだけを考え、アレックスは模範囚とまでいえるまでに。そして、刑期を短くするために、ルドヴィコ療法という実験の被験者となることと引き換えに刑期短縮の機会を得たのでした。

中盤は、ルドヴィコ療法シーンへ。瞬きさせないよう目を強制に開け、暴力や犯罪や戦争映像をひたすら見させられる2週間。彼は、その荒治療で暴力とセックスを前にすると吐き気を及ぼすという体質に。改心したと喜ぶ人々、しかし彼は暴力という性格を失ったわけではなく、苦痛から逃げるための選択しかなかったのでしょう。
時計じかけのオレンジ2

後半は、出所後のアレックスの状況です。改心した彼に待っていたものは、親から見捨てられ、以前暴力を奮った人達やなぜか警官になっていた昔の仲間に、とことん思い知らされるアレックス。そして、また政治に利用され・・・。吐き気で立ち向かえない彼は、前半の血気盛んな若者とは別人なのでした・・・。

ラストは非常に意味深です。結局アレックスは元の残忍な姿に戻ってしまったんですね・・・。今度は、政治や社会を利用する方だと言っているようにも見えました。怪我が直ったあとは、また暴力の日々に戻るんでしょうね。。。

と、いったなんとも不思議な作品で、これでもかといわんばかりに風刺され非常に考えされられます。でも、正直異常でいかれた作品ということには違い有りません。

さて、この映画ですが、内容意外にも特筆すべき点が2つあります。

1つはアレックスが使うナッドサット言葉というものです。言葉自体は理解不能ですが、前後の文章でなんとなくの意味を捉えるしかないのです。日本語字幕も、訳をせずそのままの言葉を字幕にしています。なんとも異様なセリフで最初は違和感あるのですが、なぜか慣れていくんですよね。

もう1つは、音楽の使い方。様々なシーンでコミカルにかかる音楽。例えばベートーヴェンの『交響曲第9番』の演奏をシンセを使いアレンジした斬新なもの。映画の中では、エルガーの『威風堂々』、ロッシーニの『泥棒かささぎ』なども非常に多く使われているため、内容の重さに反して音楽でその不安を和らいでくれているような感覚を受けます。

さらに注目すべきは、前半で夫婦を襲うシーンでアレックスが歌う『雨に唄えば』が印象的。このすばらしい名曲を歌いながら、主人を蹴り上げ、妻をレイプするのです・・・。刑務所を出所後の同じ家のシーンでも重要な歌として扱われました。この曲は、なんでも主演のマルコム・マクダウェルのアドリブらしいですが、キューブリックが考え抜いて使われたとのこと。この映画とギャップがある曲だからこそ、異常にマッチしてしまったといえるでしょう。
時計じかけのオレンジ3

今でも色あせない、スタンリー・キューブリック監督の問題作。監督の才能のすばらしさにただただ脱帽です。

【満足度】




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| バイオレンス | 23:36 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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