ソウ ザ・ファイナル 3D

SAW 3D
【製作年度】2010年
【製作国】アメリカ
【監督】ケヴィン・グルタート
【出演】トビン・ベル/ケアリー・エルウィズ/ショーン・パトリック・フラナリー/チャド・ドネッラ/ローレンス・アンソニー/ディーン・アームストロング/ナオミ・スニッカス
【イントロダクション】 by TSUTAYA DISCAS
ジグソウのゲームを生き残ったボビーは一躍マスコミの寵児となるが、彼の持つメディアの知らない過去が、呪われたゲームを引き寄せる…。
【感想】
おわった~ C= (-。- ) フゥー
いったいどこまで続くのかという興味と、ここまで観たんだからという義務感で観続けて早6年・・・。シリーズ7作目にしてようやくファイナル!いや~長かった。といっても、実は『SAW8』まで作る予定だったらしいのですが、『SAW6』の興行成績が振るわなかったため、一気にファイナル&3Dで完結しちゃったらしいです。
しかし、3Dで公開する意図が分かりません。私も、ラストなので映画館で観たかったのですが、3Dということで値段が高かったし、こういう系統の映画を3Dで観たいとも全く思わないので結局レンタル待ちに。制作費も3Dにしたために、余計に掛かってしまっているようで、何でもかんでも3D化はいかがなもんでしょう・・・。
今回の物語の軸は2つ。引っ張りに引っ張ったジグソウの後継者が誰?(本命:ホフマンで進みます)と、例のごとく罪深き男が捕まってしまい死のゲームを繰り広げていく2本の構成。2つの話や映像をうまく切り替えてくれるため、非常にスピーディーに進み、あっという間の90分でした。
中でも、今までジグソウ後継者としては頼りなかったホフマンが急成長!完全たるゲームと殺戮を繰り広げます。まさにジグソウの仕事ぶりを思わせる程なのですが、そこにはジグソウが持っている哲学やこだわりは無く、完全に自分のための殺戮なのでした。個人的には、ホフマン VS ジルでもっと楽しませてくれるのかとも期待しておりましたが、なんとも一方的だこと・・・。
その仕事っぷりっと言ったら、ファイナルにふさわしく冒頭からラストまでグロ描写出血大サービスしてくれちゃってます。死ぬ人も血の量もゲームもぶっ飛びでグログロ。おまけに今回のゲームは痛い場面が多くて、見ていて思わず、うぐぅ~っと体に力が入っちゃいます。

もちろんラストなので、SAWシリーズの残された謎、ゲーム生死が不明な人達の行方が全て分かります。いつもならけなしてしまいそうなラストの展開も、ファイナルということで、やっぱり1作目に戻るのが妥当なのかなぁ~っと妙に納得してしまった。(全然衝撃のラストではないのですがね・・・)
ソウの歴史は、私のグロに対する、耐性が付いてきた歴史と言っても過言じゃないかもしれません。ラストと思うと寂しく感じてしまい、結局はSAWシリーズのファンだったということを強く認識してしまいました。
ここまで作ってきた製作者の方々お疲れ様でした!ならびに、長い間義務的に観てきたSAWシリーズファンの方々、これでようやく開放されますね!ラストということで、満足度も☆1つ多めにつけております~。
「Game Over!」
さよなら、ビリー

【満足度】

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| サスペンス、ミステリー | 14:49 | comments:7 | trackbacks:4 | TOP↑
お邪魔しま~す★
とらさんレヴューお疲れ様です。
そして長いシリーズにお付き合い頂きありがとうございます(笑)。
1作目とは方向性が変わって、処刑装置の楽しみだけになってしまった2作目以降でしたが、それでも、それぞれにどんでん返しは用意されていたので、その部分でも「お!」という驚きが面白さに繋がっていたと思います。
でも、本作でのどんでん返しには
「ファイナルなのに、それでええの?」
という残念感だけが残り・・・。
もう少し、話にふくらみが欲しかったですねぇ。
3Dをする事で頭がいっぱいだったんでしょうか。
にしても、長いシリーズを毎年、鑑賞させて貰い、その点では有難う、ですね。
| ヒロ之 | 2011/03/26 20:24 | URL |