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スティーブン・キングのランゴリアーズ

『スティーブン・キングのランゴリアーズ』
 Langoliers, The Steven Kings

【製作年度】1995年
【製作国】アメリカ
【監督】トム・ホランド
【主演】パトリシア・ウェティグディーン・ストックウェル

  かご


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
LAからボストンへ向かう旅客機。眠っていた10人の客を残し、乗員乗客全員が忽然と消えてしまった。偶然居合わせたブライアン機長によってなんとか最寄りの空港に着陸する事に。だが恐るべき事に、降り立った地上にも人影はまったくなかったのだ…。

【感想】 ネタバレ
急に観たくなる、古きスティーブン・キング作品。このランゴリアーズは、特に彼の作品では代表的な作品で、180分という長丁場が気ならないくらい面白い作品。監督は、『チャイルド・プレイ』で有名なトム・ホランド、しかし監督も180分までよくぞ伸ばしに伸ばしたたなと逆に関心しちゃいます。

冒頭30分で、虜になる面白さ。この先何が起こるのか、どんな展開になるのかと、出だしてすでにのめりこまされます。なんたって旅客機の中、眠っていた10人以外は忽然と姿を消し、消えた人間の身につけているものは、機内に残ったままという絶妙な状況ですから。

残った10人というのも、個性豊かでこれまた絶妙。
・元妻の死を知りかけつけようとしている機長
・極秘任務についている工作員
・謎を解き明かそうと努力する推理小説化
・目の手術をするために向かう盲目の少女
・父親の愛情を得られず精神異常の重役銀行員
・変わり映えの無い日常に嫌気がさしペンフレンドに会いに行く女教師
・酒、ドラックの矯正施設に入れられるため向かう女性
・おとなしいが勇敢な学生
・孫に会いに行くために乗り合わせた黒人男性
・最後まで眠って、常にお腹を空かせているのんびりやの中年男性

彼等はそれぞれの目的を持ってボストン行きの旅客機に偶然に乗り合わせた・・・。

しかし、選ばれるべきして残された10名としか言いようが無いほど、ストーリーに重要で1人として欠ける事が出来ない10人なのである。他人であった彼等が織り成す、展開が実に興味深く面白い。リーダーシップをとるもの、不信感を示すもの、嘆くだけのもの、徐々に恋愛が芽生えるもの、今までの人生に後悔を示すもの。

特記すべきは、盲目少女とダイナと精神異常者のトゥーミーとの関係。
トゥーミーを救いたいと声をかける彼女は、トゥーミーに胸をナイフで刺されてしまう。なのにダイナはトゥーミーのことを常に思い、彼のトラウマである父親という苦しみから解放させようとする。観ているものは、ダイナの心の優しさや清さに感動すら覚えるのだが、結末はみんなを救うため、トゥーミーを人喰いモンスター、ランゴリアーズの餌食にしただけだったのです・・・。

そう、この作品は人喰いモンスターはおまけで、同じ危機に置かれた人間達の生き様が描かれており、人間の本質が見え隠れします。人間のすばらしさだけではなく、人間の残酷さも表現されているのです。

ラスト生き残った6人の喜び方はちょっと異常なほど。数分前に、6人のために犠牲になった工作員そしてダイナのことなんて一瞬で忘れてしまったよう。特に女教師は、工作員と直前まで愛の約束までしてたのに・・・。所詮は、偶然に出会った10人、自分が助かることが一番と言いたげなラストであります。

こういう人間心理を描くことに関しては、スティーブン・キングは天才的とでもいえましょう。

さてさて、もう一つの見所(といっていいのか!?)は、人喰いモンスターランゴリアーズの姿です。足音は聞こえども姿は見えず。もぅ、とことん引っ張って、引っ張り続けて、引っ張りまくって期待させた挙句、登場したのはチープなCGで違和感有りまくりの、口だけモンスター!

えぇ~~~!ちゃっちぃ~~~~~!!!
ランゴリアーズ1
と叫んだ人はどれくらい居たのでしょうか(笑)
って、ランゴリアーズって一体何よ ヾ(・・ )ォィォィ

いや~、色んな意味で楽しませてくれる、名作です。
間違いなく、スティーブン・キングを語る上ではかかせない作品でしょう。
※キング本人も登場していますので、探してみてください。

【満足度】


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| SF、エイリアン | 20:12 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

去年Amazonで半額位で購入しました。KING作品中でベストに入る作品です個人的には。
ほんとにキングさんは子供の頃のトラウマモノ好きですヨネ~
砂の惑星のユエ博士がいい味出してますネ。

| クリコ | 2011/07/09 23:25 | URL |

いつも参考にしてます

この作品は制作年度ころNH K にて3回に分けて放映したときに見ました
私としてはキング作品は最初はいいんだけど後半
アレレ?ということが多いんですけど
この作品は最後まで楽しめました

| キム | 2011/07/10 20:44 | URL |

☆クリコさん
おぉ~、さすがですね。
この作品、なかなかDVD化されなかったですもんね。
確かに、子供トラウマ多いですね。
一番、人間の弱みを引き出しやすいんでしょう!

☆キムさん
初めまして。
コメントありがとうございます。

NHKでやっていましたか!
昔は結構TVで放映していましたよね。

キング作品は、アレレは多いですね。
『It』とか。。。
この作品は、最後までだらけず観れました。
3時間の長丁場を感じさせませんね。

| とら | 2011/07/11 20:53 | URL | ≫ EDIT

こんにちは。

ランゴリアーズ、私も好きな作品です。知人から薦められてハマりました。キング作品ということで構えてしまいましたが、各メンバの行動に惹かれるものがあって最後まで見入ってしまいました。何かが近づいてくるってのもサンスペンスなとこがあって、山の鉄塔が揺らぐとこ(ありましたよね?)は東宝特撮かよ!なんて思ったりして(笑)。
大勢の登場人物をきっちり描いていたと思いますし、まさかのキング出演もトゥーミーの結末を飾るのに効果的だったように思います。
ラストでの能天気な喜び表現は、仰る通りにあれも人間性の一部を表現したってことなんですね。人間の業を最後まで出し切ったというか。(強烈だったのでつい笑ってしまいましたが)
とにかく面白いですし、キングの映像化作品の中では上位に入るんじゃないでしょうかね♪

ガッツンと応援いきます♪凸

| umetraman | 2011/07/23 16:59 | URL | ≫ EDIT

umetramanさん

ランゴリアーズは、キング作品の中でも3本の指に入るくらい好きな作品です。
単なるモンスターものではなく、危機に陥った時の人間の心理を描いており、登場人物も個性はそろいなので楽しめました。

山の鉄塔シーンは、確かに特撮っぽかったですね(笑)
それ以上に、ランゴリアーズ登場シーンはちゃっちくて、ズコッってこけちゃいましたが。

ラストは、めっちゃはしゃいでましたね。
犠牲になった人たちは・・・!?

応援ありがとうございます。

| とら | 2011/07/23 22:13 | URL | ≫ EDIT

いつもありがとうございます!

キングの小説は、彼独特の正義観があり、それを元にして世界が組み立てられているような気がします。

トゥーミーは最後は救われたと盲目の少女は言っていました。

彼は痩せゆく男にでてくる、あのジプシーが言っていたように、
醜く生きるよりもきれいな死を選ぶことができたのではないかと思っています。


彼の名前がTO MEに見えて仕方なかったです。


それにしても、ランゴリアズは、、、グロパックマンだとは、、

| イチゴのパイ | 2012/03/30 23:49 | URL |

イチゴのパイさん

いえいえ、こちらこそありがとうございます。

そうですね~、キングの独特な世界観は彼にしか描けない、不思議な世界感ですよね。

トゥーミー自身は救われたでしょうね。
ただ、キングの世界は、少女がトゥーミーをランゴリアーズの餌食にして、みんなを救ったとも取れることが出来る。
これが、キングのなんともいえない世界観でしょうね。

パックマン登場したときは、もぅ唖然でしたね・・・。

| とら | 2012/03/31 00:59 | URL | ≫ EDIT

子供の頃に叔母が録画していたランゴリアーズを見たことがあります。確実にトラウマ物でしたが…。
一回見ただけですが子供の頃は、作中の人間性とかそんなことを考えて見れておらず…黒いパックマンが怖かったです。マリオに出て来る黒い球体も怖くて映っていたら逃げた記憶あります。
ただラストが曖昧なので、人間の本質等を考えながらまた見てみたいと思います。…怖がりな友人と共に

| れいな | 2012/05/27 09:43 | URL |

れいなさん

子供のころ観た時は、トラウマになりますかね。
今見ると、ものすごいちゃっちいですよ。
ランゴリアーズどんな怪物だろうと盛り上げて盛り上げて~の画像のやつらなんで、目が点になります。

でも、この映画は怪物うんぬんより、人間の心情を描いた作品なので、大人になってみたほうが感じるものがあると思います。
是非、もう一度ごらんになってください。

| とら | 2012/05/27 17:39 | URL | ≫ EDIT

今日観ました!

はじめまして。
今日、初めて『ランゴリアーズ』を観ました。

『ミスト』を観てから、キング作品が気になっていたのと
辻村深月さんの『冷たい校舎の時は止まる』という作品の中で〝ランゴリアーズ事件〟という架空の事件が出てきて以来気になっていた作品でした。

180分持ちこたえられるかと思ったけど、最後まで一気に観てしまいました!
確かにCGのランゴリアーズが出てきた時はある意味衝撃でしたが(笑)設定も含めよくできているなあと思いました。
(ラストの異様なまでのハッピー感には若干?ですが。)

少なからず犠牲が出るのも、観る側の期待を裏切るのもキング作品の味ですね。(原作とは違ったりするのかもしれないですが)

ただひとつ疑問が…。
トゥーミーが縛られている時、いつも食事の話をするおじさんがその縄をゆるめたのはなぜなんでしょう?
『このおじさん実はキーマン?!』
と思っていたけど何事もなく終わってしまったし…。
私の考え違いでしょうか??

どうしても気になって誰かに聞いてみたくなりました。
長々と失礼いたしました。

| リンゴン | 2012/06/27 22:15 | URL |

リンゴンさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

映像の古さはありますが、今見てもこの映画は面白いですよね。
人間ドラマ的な要素が強いので、一気に観れてしまいます。
そして、あのランゴリアーズの登場シーンは、やはりちゃちさにはびっくりですよね(笑)

疑問の件、すみません私も分かりません!
ただ、キング作品はこういった意味不明なところも多々あるので、その部類かもです。

また、遊びに来てください!
コメントも是非、今後ともいただければうれしいですよ。

| とら | 2012/07/01 01:14 | URL | ≫ EDIT















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