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【特集】アメリカホラー映画史~80年代~

アメリカ映画史紹介シリーズ、今回は80年代の映画史をクローズアップ。

★アメリカホラー映画史~2大殺人鬼の登場~
 この時代になると、特殊メイクの技術が向上しアカデミー賞でも特殊メイクアップ賞が設けられうようになる。第一回目の『狼男アメリカン』が受賞したことで分かるように、特殊メイクにより最も革命的な進歩をしたのがホラー映画である。特殊メイクで、よりリアルに人体破壊のスプラッタ描写が作られだした。
 世間では、ビデオデッキが家庭に普及した時代でもあった。映画界にとっては著作権という問題が議論され続け、レンタル店の乱立と共に、現世まで著作権問題は続いている。
 ホラー界のスター?殺人鬼『13日の金曜日』でお馴染みのジェイソン、『エルム街の悪夢』でお馴染みのフレディーが登場し映画界だけでなく、TVも騒がした。

★活躍した主なホラー映画監督
 サム・ライミ 1959~
 ダン・オバノン 1946~
 スチュアート・ゴードン 1947~ 
 トム・ホランド 1943~
 クライブ・バーカー 1952~
 キャスリン・ビグロー 1951~

★主なホラー映画作品
1.『シャイニング』 1980年 スタンリー・キューブリック
未だに恐怖映画ランキングの上位に入る名作ホラー。ジャック・ニコルソンの迫真の演技にキューブリックの美の恐怖映像により、観るものを精神的恐怖に突き落とす。エレベーターから大量の血が流れるシーンは美の中に狂気が含まれる。


2.『13日の金曜日』 1980年 ショーン・S・カニンガム
ホラーファンでなくても知っているほどの世界で大ヒットしたシリーズの1作目。殺人シーンを露骨に見せるということで支持が集まった。1作目の犯人は、ジェイソンの母親という事実は意外と知られていない。


3.『死霊のはらわた』 1981年 サム・ライミ
スプラッターというジャンルを確立させた映画といっても過言ではない。飛び散る肉片はすさまじいものがある。更正の映画に多大の影響を与えた作品の一つといってもよく、ミュージカル化もされている、サム・ライミ屈指の名作ホラー。


4.『狼男アメリカン』 1981年 ジョン・ランディス
狼の変身シーンを1カットで見せ、アカデミー・メイクアップ賞を受賞し、SFXに新たな技術をもたらした。


5.『ポルターガイスト』 1982年 トビー・フーパー
スピルバーグ製作した作品といった方が有名かもしれない。一家に奇妙な現象が次々と引き起こる状況を描いていく。シリーズ通して関わっている俳優が死んでしまい、呪われた映画とも言われている。


6.『遊星からの物体X』 1982年 ジョン・カーペンター
南極大陸という閉鎖的な状況にモンスターを探し仲間通しがお互い疑心暗鬼に陥っていく姿を描く。モンスターの変身シーンは、名シーンとも言える。


7.『エルム街の悪夢』 1984年 ウェス・クレイブン
夢の中でユニークな殺人鬼に襲われるという絶望的な状況のホラー。夢と現実の境が分かりづらいところも面白いところ。シリーズ化され、殺人鬼フレディは世界的にも有名になり大ヒットしたシリーズ。


8.『バタリアン』 1985年 ダン・オバノン
『ナイト・オブ・ザ・リビングデット』にオマージュを捧げ、続編と位置づけコメディ要素を取り込んだ日本でも大ヒットした作品。オバタリアンという流行語をもたらしたのも記憶に新しい。


9.『死霊のえじき』 1985年 ジョージ・A・ロメロ
ロメロゾンビ3部作の最終章にあたる作品。ラストの大量虐殺シーンは、シリーズで最もグロく残酷。


10.『スペース・バンパイア』 1985年 トビー・フーパー
吸血鬼と宇宙侵略を融合したSFパニック作品。SFXの評価も高いのだが、マチルダ・メイ扮する全裸の女吸精鬼も大注目された作品。


11.『ザ・フライ』 1986年 デビット・クローネンバーグ
『恐怖の蝿男』を、クローネンバーグの異様な世界観で描いたリメイク。主人公が次第に蝿男に変貌していく姿を、グロテスクに描きアカデミーメイクアップ賞を受賞した。


12.『プレデター』 1987年 ジョン・マクティアナン
宇宙から来た肉食エイリアンと人間との戦いを描いた。『エイリアン』と共に、SFキャラクターの人気を2分した。周囲の背景と同化する光学迷彩が特徴的。


13.『チャイルド・プレイ』 1988年 トム・ホランド
息絶える寸前に自らの魂を人形に移した殺人鬼というコミカルかつ残酷な人気シリーズの1作目。人形が次々と人間を殺していく。


この時代は、私が子供の頃に観ていた映画ばかりで、ホラーもTVでがしがし放映していた時代ですね。懐かしい映画ばかりです。
さて、次は90年代でお会いしましょう!

【関連記事】
アメリカホラー映画史~50年代以前~
アメリカホラー映画史~60年代~
アメリカホラー映画史~70年代~
アメリカホラー映画史~90年代~
アメリカホラー映画史~21世紀(2010年まで)~

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| こわいもの特集 | 21:20 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なじみの名作揃い

80年代ともなるとさらになじみのある作品が増えますね。
死霊のはらわた、狼男アメリカン、死霊のえじき、チャイルドプレイ以外は全て観てますし。
確かにTVでもバンバン放送されてましたよね。

80年代の特徴としてはシリーズ化された物が多いですね。
13金、エルム街、バタリアン、プレデター、チャイプレ。
ポルターガイストも2と3があるらしいですし。
しかもどれも面白いのが素晴らしい、この頃は本当に斬新なアイデアに溢れてましたよね。
プレデターなんかなんじゃそりゃああああ?????(松田優作調で)でしたからね、アイデアもデザインもよく考えたもんだと感心しきりでしたよ。

ちなみに2009年公開のウルフマンのオリジナルは狼男アメリカンでいいのでしょうか?物凄く観たいけどレンタルされてるの見た事ありません。(泣・・・・・・)

| マローダー | 2012/02/04 21:38 | URL |

やはり80年代は黄金期でしたね。
ラインナップが素敵すぎる。

| nasu | 2012/02/04 22:39 | URL |

☆マローダーさん
70~80年代は、ホラーの黄金時代ですよ!
名作目白押しですし、今でも活躍する名だたる監督の登場です。

ウルフマンは、かなり昔からありますよ。
といっても、一番世に出て騒がれたのが、『狼男アメリカン』だったのかもしれませんね。
意外と歴史は古いんです。

☆nasuさん
今のホラーの原点ここにアリかもしれませんね。
他にもまだ名作ありましたが、長くなるので泣く泣く落としたほどです。

| とら | 2012/02/05 00:36 | URL | ≫ EDIT

死霊のえじき以外

全部観てますwしかも、とらさんと同じく殆ど子供の頃に観てますw(死霊のはらわただけは、高校生になってからやっと観ましたが・・・)
いやー、こうして見るとやはり80年代はホラー黄金期ですねw
どれもこれも個性強すぎです。
90年代も楽しみですな。

| りとら | 2012/02/05 23:40 | URL |

りとらさん

やっぱり、ハリウッドホラーの黄金期は70~80年代でしょうね。
たいていのホラー好きならこの辺はほとんどみているんでしょうね。
90年代は、サスペンスに火がついた感じですね。
月一特集なので、来月までおまちを~(笑)

| とら | 2012/02/06 20:43 | URL | ≫ EDIT















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