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バイオレンス・レイク

『バイオレンス・レイク』
 EDEN LAKE

【製作年度】2008年
【製作国】イギリス
【監督】ジェームズ・ワトキンス
【主演】ケリー・ライリー

  かご


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
週末のキャンプに出かけた恋人同士のジェニーとスティーヴ。“エデン”という名の美しい湖は、2人にとってまさに理想の楽園だった。しかし、大音量でラジカセを鳴らし、傍若無人に振舞うティーンの集団をスティーヴが注意したことから楽園は地獄と化す。

【感想】 ネタバレ
製作は、『スラムドッグ$ミリオネア』のクリスチャン・コルソン。監督には、新人であるジェームズ・ワトキンスで、イギリスの映画賞にノミネート。

はぁ~、疲れるよこの映画。
かの『ファニー・ゲーム』にも似た、救いようが無い暴力の作品。単なる子供のいたずらから、どうしようもない殺戮まで発展してしまうのだから、観てるのが辛い。

楽しい週末のはずだった、婚約指輪を渡すはずだった、幸せまっ最中のジェニーとスティーヴ。EDEN LAKEに行くまでは・・・。

よせばいいのに、クソガキ連中の騒音と品の無い態度にスティーヴはプチキレ。早く帰ればいいのに、いつまでもクソガキの息の掛かった湖に居続けるし。スティーヴは、婚約指輪を渡す日、場所はここだって決めていたのね。かっこいいところ見せたかったんだね。でも、その見栄よってとんでもない事件に巻き込まれようとは・・・。

1つの腐ったみかんがあるだけで、すぐに他のみかんも腐ってしまうの代表的な例。1人のリーダー的存在の悪い子供と逆らえない周りの子供達、最初はいたずらのはずが、仲間ならお前も傷つけろと、スティーヴを縛り、次々と儀式のように体を切り刻む。

武器もナイフやカッターといった、子供ならでわで現実味があり一撃性も無いためジワジワといたぶることに。追いかけるのもチャリンコとかわいらしさすらあるのですが、子供だからこそ、加減も分からず、後戻りが出来ないところまで行ってしまいました・・・。
バイオレンス・レイク1

必死で、逃げるジョニーがと~っても健気です。彼女は終始まともなことを言い、何にも悪いところは無いのです。瀕死でボロボロのスティーヴを救うため頑張ります。
バイオレンス・レイク2

悲しいかな、頑張りも少し空回りで、鉄の棒を踏んでしまったり、味方と思っていた子供には裏切られるわと踏んだり蹴ったりで、とてもかわいそうになります。しまいには、腐って真っ黒なゴミ箱に隠れる姿は、ランボーか!?っと思えるほどの覚悟でした。
バイオレンス・レイク3

でも、彼女の我慢にも限界が・・・。
暴力から生まれるものは、結局は暴力。ついに開き直ったジョニーは、思わず子供を殺してしまうのです。最初は泣いた彼女。しかし、その感情はさらに追い詰められることで、思い知ったか!に変わりました。彼女にはもう子供ではなく、殺人鬼としか彼等を見れていないのですね。女の子を車でひき殺すシーンは、すでに鬼です。もう、泥沼化していく一方・・・。

結果は、どうしようもなく救われない衝撃的な結末です。
ラストのおかげで映画が一気にどっしりとした重い空気になりました。

どうでもよい些細なことからはじまった、無意味な暴力・・・。
両者余りにも大きい犠牲を払ってしまいました。

【満足度】


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| バイオレンス | 22:56 | comments:12 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

こんにちは!

私だったらすぐに場所変えてるな(´д`)

興味深かったのは、リーダー格の少年に、
実際にはやりたくないことを少年達が強制的にやらされていくシーン。集団になると、嫌だと思ってることもせざるを得ない集団心理が怖かったです
ブチ切れ女子の反撃は定番ですが、ラストの救いようのなさといったら!
これは後味の悪い作品でしたね

| maki | 2011/11/27 09:34 | URL | ≫ EDIT

makiさん

誰でも、場所を変えるでしょうね~。
ちょっと、場所にこだわりすぎでしたね。
そんなに、綺麗な湖でもなかったし・・・(爆)

なんだか、こういう集団心理は、どこにでもありそうですよね。
大げさに表しているように見えて、普通に現実としても、これよりひどいことが起こってそうです。

後味悪さ以上に、無意味な争いのむなしさも感じられましたね~。

| とら | 2011/11/28 23:24 | URL | ≫ EDIT

☃なんか心が痛みますね☸

スラムドッグ$ミリオネアでも目を潰されたりヒロインの顔に刃物の傷跡をつけたり残酷な感じがしたんですけどバイオレンスレイクでは残酷描写を発揮したようですね。田舎の子供達が逆に怖いですね。都会で勝手に車ぱちったら即逮捕ですから田舎の落し穴みたいに感じました。助けを求めた人達が犯人達の家族だったらそりゃ依怙贔屓しますよね(笑) 被害者を悪者にしていました... なんか悲しくなって観た後も重かったですね... ファニーゲームとか隣の家の少女とかゾッとするけど一番観たい内容ですよね( 一一)

| ウォッチ | 2012/05/25 13:01 | URL |

ウォッチさん

都会には無い、田舎の怖さでしょうか。
犯罪を隠すことすら、協力すれば可能ですからね。

最後に犯人の家族の家。
これは、監督いじわるでしたね~。
いままでがんばって逃げてきたものがパアですからね(汗)

| とら | 2012/05/26 09:08 | URL | ≫ EDIT

これは見るだけムダな時間がある人用だな。バイオレンスのかけらも無い。やってしまった~映画。

| アルバトロスうんこ | 2012/06/15 00:15 | URL | ≫ EDIT

アルバトロスうんこさん

可もなく不可もなくでした。

| とら | 2012/06/16 18:09 | URL | ≫ EDIT

なんか大津の殺人虐めやら黒木瞳娘一同のレイプ未遂隠蔽事件
日本でも胸糞わるく大なり小なりよくあることですよ・・・
結局リーダー格も人望も
仲間思いもでもないから
まずはリーダーからやろうという教訓w

| あ | 2012/11/04 04:42 | URL | ≫ EDIT

あさん

よっぽど、現実の残酷と思いますよね。
映画なんて、現実の事件を元にしたものなんてたくさんありますからね。
世界には、ニュースになっていない犯罪などもたくさんあるでしょう。

| とら | 2012/11/06 22:06 | URL | ≫ EDIT

よっぽど、現実の残酷と思いますよね。

何だこの日本語

| no name | 2013/08/06 04:33 | URL |

no nameさん

ん?たしかに日本語わからないです(笑)
現実のほうが、恐ろしいってことですかね。

| とら | 2013/08/08 07:59 | URL | ≫ EDIT

子供らが幼さ残ってる点も怖かったし、人に注意できなくなりそうなほど?!迫真の演技が光る恐ろしい映画でした。

| ひちみ | 2014/03/29 03:32 | URL | ≫ EDIT

ひちみさん

やっぱり、子供ってところが怖いですよね。
子供だからこそ、加減も分からないでしょうし。

最後子供をひき殺すシーンはスカッとしちゃいましたが、そんな気持ちも、子供って思うと、複雑ですよね。

| とら | 2014/03/29 23:03 | URL | ≫ EDIT















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概略の通りなのですが、どうしてここまで発展しちゃうんだろうという点が気になってしまいます。パンクで仕返ししてそれでOKじゃないか?…まあ普通に常識じゃ測れなかったから恐ろしいのですが。 救いの無いラストも不快感がアップしますね、現実に起こりえそうだからな...

| いやいやえん | 2011/11/27 09:29 |

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