スケルトン・キー

THE SKELTON KEY
【製作年度】2005年
【製作国】アメリカ
【監督】イアン・ソフトリー
【出演】ケイト・ハドソン/ジーナ・ローランズ/ジョン・ハート/ピーター・サースガード/ジョイ・ブライアント
【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
老夫婦の住む屋敷に住み込みの看護士として働くことになった女性が、徐々に明らかになる屋敷の秘密を目の当たりにし、古呪術の恐怖に襲われる。
【感想】

オカルトホラーと古屋敷の呪われた秘密を看護士キャロラインが解き明かしていくミステリーな展開が融合した映画。ホラー的恐怖は全く感じられず、屋敷の暗さと雰囲気で緊張感を出している位で、せっかく、30も有る降る屋敷をが生かしきれて無いのが少し残念。
フードゥーやらブードゥーと言葉が飛び交ってますが、両者に違いがあったのも初耳ですし、結局どっちだか分からないまま観てました。呪いやら呪術やらと、これまた頭が痛くなるようなお話で、呪われた屋敷の過去なぞは、魔女狩りにも似たものでありました。
よせばいいのにキャロラインは、屋根裏部屋の開かずの部屋に興味をしめしちゃって、屋敷の秘密に深入りしてしまう。屋敷に来たばかりでちょっと踏み込みすぎじゃない?って心配をよそに、核心へとどんどん触れていくのであります。

残念ながら、この辺の謎解き感がいまいち楽しめないため、前半は少し退屈な面も。物語も幽霊物なのか魔術物なのか後半まで分かりません。
幽霊は信じる者しか見えない・・・。
呪文は信じる者しか掛からない・・・。
疑問が多い中ラストまで進んでいってしまうのですが、ラストで全てが一気につながりました。救急車で運ばれながら、老夫婦!?がお互いを見つめ合い、全ての疑問が解けるのです。
全ての扉を開けることができる、スケルトンキー。
扉だけではなく、キャロラインの心まで開いてしまったようです。
信じてしまった時、地獄が訪れる・・・。
【満足度】

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| カルト、悪霊 | 13:24 | comments:6 | trackbacks:2 | TOP↑
フードゥとブードゥ
フードゥとブードゥが違うというのに新たな発見でしたよね
宗教モノは好きな範囲ではあるのですが、これもなかなか良くできた面白い作品だったと記憶してます
習得した直後に使えちゃった魔術なんかはちょっとありえないとは思いつつも、「信じるものは救われる」を地でいった作品かと。
ただ、あの過去からすると子供たちのほうに入れ替わっていたんでしょうか?だとするととっても恐ろしいことが行われていたと思うのですが…
サイトTOPのチャッキー君が怖いですね(笑)
| maki | 2011/12/03 15:54 | URL | ≫ EDIT