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ザ・ウォード 監禁病棟

『ザ・ウォード 監禁病棟』
 John Carpenter’s The Ward

【製作年度】2010年
【製作国】アメリカ
【監督】ジョン・カーペンター
【出演】アンバー・ハード/ダニエル・パナベイカー/ローラ=リー/ジャレッド・ハリス/メイミー・ガマー/リンジー・フォンセカ



【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
火災現場に居たところを放火容疑で逮捕されたクリステンは精神病院に送られる。監禁病棟で身の危険を察知したクリステンは、一緒に収容されている少女たちと脱走を試みるのだが…。

【感想】  ネタバレ
まってました!!!
『ハロウィン』『遊星からの物体X』で代表される、ジョン・カーペンター監督が10年ぶりに復活!いや~、嬉しいですね。

なんでも、『ドライブ・アングリー』でニコラス・ケイジや『The Rum Diary』ではジョニー・デップとも共演した今注目急上昇中の女優アンバー・ハードに魅了され製作に至ったというエピソードがあります。

確かに綺麗な女優さん。
ザ・ウォード 監禁病棟1

私は、完全に予備知識無しで観ました。

ん?何?精神物?幽霊物?怪物物?殺人鬼物?という具合に中盤までは疑問のまま進みます。アリスっていったい何者?という疑問が楽しませてくれます。幽霊と断定したいが、余りにも肉体的。その割には、神出鬼没ときたもんですから、存在自体が不明確。
ザ・ウォード 監禁病棟2

といっても、その不明確さがヒントでした。まぁ、勘のよい人は途中で気づきますね。何度も何度も逃亡を試みるクリステン。逃亡成功しそうな時に必ず登場するエミリーという状況がネタバレそのものでした。

はい、ずばり多重人格ですね。
う~む、カーペンターさん、ありきたりなネタでの復活だね・・・(汗)

ただ、カーペンターらしく見事と思わせる一面もあり。
多重人格を消すために取る方法が斬新で、“消す”=“殺す”なんですね。それにより、映画が見事にサスペンスかつホラーな作りに仕上げられたのでしょう。おかげで、ありきたりなネタでしたが、純粋に楽しめましたね。ラスト10分くらいで、もちろん完全ネタバレになりますが、うすうすネタが気づきながらも感心した程。

惜しいのは、多重人格になってしまった事件をもう少し明確にして欲しかったです。作品の途中途中で挟まれるフラッシュバックで判断する限り、非常に残酷な出来事。これを具体的に描くことによって、アリスに対する感情移入がもっと出来たのではないでしょうか?ちょっと、残念です。

ラストは、ずっと意地悪だった病院関係者が実はとっても親切でいい人達ばかりだった事が分かり、なにげに心温まりました。なので、このまま幸せな感じで終わっても良かったかな。無理やりに中途半端なバッドエンディング的な演出してしまいました。ここも残念な点でした。

ま、とにもかくにも、カーペンター復活の肩慣らし作品としては上々ではないでしょうか!?これからも期待してますよ~!!!

【満足度】


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| サスペンス、ミステリー | 20:34 | comments:12 | trackbacks:3 | TOP↑

COMMENT

こんにちは!

ちょっとばかり期待しすぎちゃったところがありましたね、そのぶんガッカリ感が強かったです
化物アリスの幻影が怪力だったのには萎えちゃいましたが、主人格であるから強いのは当たり前なんですよね
雰囲気なども嫌いじゃないのですが、実に惜しい作品になっちゃってました

あとラスト!あれはいただけませんよねぇ、せめて鏡に映ったのがクリステンくらいにしとけばよかったのにと思います

| maki | 2012/03/23 10:04 | URL | ≫ EDIT

,帰って来た巨匠

ハロウィン、物体Xで大ヒットを連発した、巨匠カーペンター監督久々の作品という事で注目していました。

なるほどそういう手で来ましたか、イマイチみたいですが自分の眼で確かめましょう。
カーペンター監督にしか出せないモノが必ずあるはずですから。

しかし相変わらずタイトルの前に「JOHN CARPENTER'S」って付くんですね。(笑)
他にはロドちゃん(ロバート・ロドリゲス)とタラちゃん(タランティーノ)くらいですかね?

| マローダー | 2012/03/23 23:44 | URL |

☆makiさん
ほんと、惜しい作品だったと思います。
もう一ひねりでは、もっと面白かったかも。

やっぱり、アリスが現実味帯びすぎたのが拍子抜けですかね。
あのまま、幽霊っぽく最後までいっても良かったかもですよね。

まぁ、カーペンター監督復活のリハビリということで(笑)

☆マローダーさん
いまいちではなかったんですよ。
面白くは有りました。

ただ、カーペンター監督となると、『ハロウィン』、 『遊星からの物体X』みたいに、あっと言わせてくれる作品をきたいしちゃいますからね。

タイトルつくのは、スティーブンキングも監督じゃないのに、作品名に付きますよね。

| とら | 2012/03/25 18:17 | URL | ≫ EDIT

惜しまれる巨匠

スタンリー・キューブリック氏(故人)も必ずタイトルの前に「STANLEY KUBRICK'S」と付けてましたね。
すでに故人ですがもし存命だったらどんな傑作を撮った事でしょう?残念で仕方ありません。

キューブリック氏が監督したホラーはシャイニングだけですが、あまりにも独自の映像でキューブリックワールド全開なので見応え十分です。(あまりに原作を改変したので、原作者のスティーヴン・キング氏がこの作品うを認めていないのはあまりにも有名。しかし個人的に映画はあれでいいと思います。)
カーペンター氏も独自の映像美学を持つ監督なので、色々比べて観ると面白いでしょう。

スティーヴン・キング氏も監督じゃないのに確かに付きますね、原作者だからいいのか?

| マローダー | 2012/03/25 23:10 | URL |

こんばんは^^

私はこれ結構好きです。
カーペンターらしい怪奇ホラーみたくなっていて良かったです。
正直ちょっとビクビクしながら見てましたし、最後のバーン!!って所も心臓飛び出るかと思いました。
オチも某映画そのままですけど、予想していなかったので驚きもありました。
何も考えずに観たのが良かったのかしら。

| ヒロ之 | 2012/03/28 00:42 | URL |

☆マローダーさん
やっぱり、タイトルに名前が付くだけで、注目されるからでしょうね。
メジャーどこ監督の名前ついていると、見ちゃいますもん。
でも、この方式はホラーやサスペンス関係だけですね。

☆ヒロ之さん
私も、無知でみましたから、楽しめはしましたよ。
でも、カーペンターこんなもんじゃないでしょ!って思いましたよ~。
レビューにも書きましたが、エミリーが多重人格になった原因の事件をもっと鮮明に描いて欲しかったですね~。

| とら | 2012/03/28 23:14 | URL | ≫ EDIT

いつ行っても

レンタル屋さん貸し出し中で(一本しかないので)
今日アマゾンで注文しちゃいました。

3日後には観れる予定^^

やっとだよ~~~

| ダークアレッサ | 2012/04/23 19:25 | URL | ≫ EDIT

ダークアレッサさん

レンタル屋が貸し出し中だから、買うってただものじゃあ~無いですね(笑)

綺麗な、おねーさんに釘づけ、あじゃなくて、ジョン・カーペンター監督の新たなスタートを楽しむことが出来る映画ですねー。

まぁ、全盛期しっている人には、ちと物足りないですが。

| とら | 2012/04/23 23:16 | URL | ≫ EDIT

やっと

毎日大ヨッパでやっと鑑賞終わり!

確かによくあるストーリー、トラウマになった経緯もちょっと説明不足な感じは否めませんね…

でも、やっぱりジョンは楽しませてくれたと思います。
頭から人格を消す時って、あんなに残酷な殺し方じゃないといけないんですね~(笑)

| ダークアレッサ | 2012/04/30 19:48 | URL | ≫ EDIT

ダークアレッサさん

毎日、お仕事ご苦労様です!!!

観ましたか!
ストーリーは良くある感じですが、その中にカーペンター色もちゃんと出ていたと思います。
とはいっても、監督の実力は、こんなもんじゃない!
復活、2作目に期待できるものではありました。

人格を消すってのは、私にも分かりませんが、それほどまでやらないと、消えないんですかね。
ま、それでも消えてなさそうでしたが。

| とら | 2012/05/02 08:18 | URL | ≫ EDIT

名監督の宿命

以前働いてたゲオで借りてやっと観ました、普通に、いやかなり面白いじゃないですか?
世間の評価はイマイチの様ですが、カーペンター監督久々の作品だから、ハードルを高くしちゃったんでしょうね。
無名か、もしくはカーペンター氏ほどの実績がない人が監督だったら、評価はもっと良かったのではないでしょうか?

オレ個人としてはとても良く出来てるし、キャスティング、演出、音楽、どれも素晴らしいと思います。
満足してます。(音楽がカーペンター氏だったらもっと良かった)
でも「JOHN CARPENTER'S」が付くと、それ以上のモノを求められてしまう。
名監督の宿命ですね。

あとレビューのエミリーはアリスの間違いですよ、本来の人格がアリスなのですから。
最後にハッピーエンドと思わせておいてクリステンが出てくるのは、主治医がアリスの両親に言った「一生治らないでしょう、娘さんには戻りましたが・・・・」という台詞に掛けてると考えれば腑に落ちませんか?
あの終わり方こそまさにカーペンター監督ですよ、ハロウィンもザ・フォッグも物体Xもみんなああじゃないですか?(それ以外の作品は観てないのでわかりません)

次はみんなが心底納得出来る作品を撮ってくれると期待しましょう。
カーペンター監督ならきっとやってくれますよ!

| マローダー | 2012/05/23 23:51 | URL |

マローダーさん

そうです。
カーペンターだからこそです。
彼の今までの実績からから考えると、まだまだです。
面白かった。でも、題材がありきたり。
もっと、あっといわせる次作を期待してます。

名前の件、了解です!

| とら | 2012/05/26 08:56 | URL | ≫ EDIT















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| 我想一個人映画美的女人blog | 2012/03/29 01:28 |

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| 銀幕大帝α | 2012/03/28 00:40 |

ザ・ウォード 監禁病棟

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