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『穴』
 THE HOLE/AFTER THE HOLE

【製作年度】2001年
【製作国】イギリス
【監督】ニック・ハム
【出演】ソーラ・バーチ/エンベス・ダビッツ/デスモンド・ハリントン/キーラ・ナイトレイ/エンベス・デイビッツ/スティーヴン・ウォディントン



【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
男女高校生4人が行方不明になったが、ひとりの女生徒リズだけが傷だらけで戻った。3人のうちひとりはリズの片思いの男の子。あとのふたりはリズの親友とそのボーイフレンド。彼女は事件を回想していくが、そこには邪悪な罠が仕掛けられていた。

【感想】  ネタバレ
恋する溺れた人間ほど恐ろしいものはない。行き過ぎた愛は、時に自分を見失い、悪魔ににも変える。恋によるエゴ、妄想そして執念を描いた作品。

冒頭は、ボロボロになりながら歩くリズの姿。行方不明4人の生徒で一人生き残ったのである。冒頭がラストのような雰囲気から始まり、被害者のごとく話し出すリズによる、恐ろしい12日間の回想が始まる。
穴1

リズは、マイクに片思い。なんとかマイクに気を向かすために、穴で3日間を過ごす提案をする。そう、4人が12日間暮らしていたのは穴。遊び半分で入った穴だが、出口の扉が開かない。はたして、これは誰かによる陰謀なのか、事故なのか。

リズによる回想は、2つ存在する。

1つは、古くからの幼馴染マーティンの嫉妬による陰謀で穴に閉じ込められた回想。マーティンという犯人がいることで、4人が一致団結し、穴から見事ぬけだし、マイクがリズに感謝し抱きしめ、リズの思いが叶えられる。しかし、真実は生き残りはリズのみであるため、彼女の妄想でしかないのだが、そのためマーティンは犯人扱いされてしまう。

もう1つは、真実の回想。徐々に明かしていく真実は、彼女の身勝手な恋心による恐ろしもの。彼女自ら穴の鍵をかけたという真実。彼女の身勝手なエゴのため、マイクが自分に向けるため、友人までをも犠牲にし、穴で過ごすことを選んだのです。
穴2

密室という恐怖、飢えという苦悩で弱り、おかしくなっていく友人たち。マイクの精神も尽き果て麻痺し、ついにはリズに心を開いていくのである。大親友フランキーが弱り死んでいく中、リズはようやくマイクと愛を交わし、歓喜するのでした…。そうです、彼女の望みは、大親友を殺してようやく成し遂げたのです。

現実の彼女と、回想シーンの彼女がうまく絡み合い、最後に一致していきます。それは、彼女の性格までも。か弱い優等生な被害者のリズから、映画が進むにつれ、自分のためなら人の死をもなんとも思わない、悪魔のリズの姿へ変貌していきます。

すぐに真相はわかるのですが、人間心理をうまく描き、飽きさせない作りでありますが、ラストがスッキリいかないですね。あまりにも理不尽で、警察が無能だこと・・・。

人間の怖さとストーカーばりの人間の狂気だけ印象に残る作品でした。

【満足度】


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| サスペンス、ミステリー | 22:14 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

これずいぶん前に観たのですが、内容忘れてました。

もう一度観直してみようかな。

| ダークアレッサ | 2012/11/12 04:09 | URL | ≫ EDIT

こんにちは。

この映画、後味悪くていやーな気分になった覚えが
あります。
キーラ・ナイトレイとか出てたんですね!
気づいてませんでした。

| のりこ | 2012/11/12 19:30 | URL |

☆ダークアレッサさん
いや、一度観れば十分ですかね~。
その時間を、他の映画にまわしたほうがいいかと(笑)

☆のりこさん
後味悪いですね。
すべて、リズのいいように終わりましたから。
おー、こわいこわい。。。

キーラ・ナイトレイでてましたよ~。
フランキー役なのでほぼすっと登場してました。
しかも、胸まで出してましたよ~!

| とら | 2012/11/14 22:16 | URL | ≫ EDIT















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