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悪魔の赤ちゃん

『悪魔の赤ちゃん』

【製作年度】1973年
【製作国】アメリカ
【監督】ラリー・コーエン
【出演】ジョン・P・ライアン/シャロン・ファレル/マイケル・アンサラ/アンドリュー・ダガン/ガイ・ストックウエル



【イントロダクション】 by TSUTAYA DISCAS
フランクとルノールの間に待望の2人目の子供が産まれた。しかしその赤ちゃんは、悪魔のような姿と驚異的な生命力を持った異様な生物だった。赤ちゃんはお産に立ち合った医師、インターン、看護婦らを全て惨殺し、分娩室から姿を消す。警察は当初新生児がこの事件起こしたとは思わなかったが、その日から獣のような牙と爪による惨殺事件が次々と起こり、ついに警察は赤ちゃんを包囲網にかける事を試みるが。

【感想】 ネタバレ
タイトルからすると、どれほど怖いのかと感じられますが、全く怖さはありません。
なので、恐怖さを望んでみるとがっかりする結果になります。

ホラージャンルではありますが、化け物のような姿で人々を惨殺していく我が子への、“親の苦悩”が描かれています。(カテゴリも人間心理に入れさせてもらいました。)

赤ちゃんは悪気があって産まれた訳でも、殺人をしている訳がないんです。
無邪気に生きようとする、生命がそうさせているだけなんですから・・・。

親は、我が子への愛情と、無差別に人を殺してしまう、赤ちゃんで悩み葛藤します。我が子を殺すべきなのか?殺すしか手がないのか?

母親は、もちろんどんな子があろうともお腹を痛めて産んだ子供ですから、必死で殺すことを止めます。父親は、殺すしかないと悲しいながらに判断してしまいます。そして、自らの手で殺すことを決断・・・。

でも、我が子ですからやっぱり殺すことなんて出来なかったのです。
どんなに醜い姿でも、人様に迷惑かかろうが、親なんですから。

父親は泣きながら傷ついた赤ちゃんを抱きかかえて、殺そうとする人々から逃げます。このシーンは、ジーンと来ます。私も子供を持つ親として、どんな子が産まれようが、我が子だけは守りたいです。

こういうとき、世間はとても冷たい。ラジオでは、実名を公表され、父親は会社を首になり、研究所では赤ちゃんの研究をしたいからと、親の権利を放棄しろと持ちかけたり、どんどん世間から冷たい目で見られ・・・。

確かに、殺人をしてしまうということで、世間から責められることはしょうがないですが、あまりにも当事者の身にならない無責任さが腹を立てます。挙句の果て、悪魔のような赤ちゃんが産まれた原因は、薬害ということが分かり、薬を作った関係者は証拠隠滅として、赤ちゃんの存在を完全に消そうとします。ひどすぎるよねぇ・・・。

この映画、リメイクしてもらって現代風で見てみたいような気がします。
そして今の時世の、子供を虐待している無責任な親に見てもらいたい!

なお、続編が2作出ていますが、そちらはひどい作品に仕上がっております。監督調子のっちゃったよってな具合です。なので、観る方は1作目で止めておきましょう!

【満足度】
★3つ

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| ヒューマンドラマ | 23:10 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

v-275この映画、タイトルは知っていたんですが見たことはないんです。
薬害・・・・そういう経緯があるんですね。単なるホラーというよりは社会問題にも触れた作品なのかなぁという気がします。可愛そうな話ですね。
1973年というと30年以上も前の作品ですが、今の時代だからこそ、おっしゃるようにこういう作品のリメイクというのもいいかもしれませんね。☆☆☆

| you太郎 | 2008/08/01 13:58 | URL | ≫ EDIT

この作品は確かに、ホラージャンルには収まらない良さがあります。
でも、今はじめてみると物足りないかもしれません。
そこは、30年前の作品として見るといいですが。
だからこそ、リメイクが出たらいいかなぁ~って。
でも、赤ちゃんものってそんなに流行らないかなぁ?

| とら次郎 | 2008/08/02 16:38 | URL | ≫ EDIT















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