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バスケットケース

『バスケットケース』
 BASKET CASE

【製作年度】1982年
【製作国】アメリカ
【監督】フランク・ヘネンロッター
【主演】ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック

  かご


【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
シャム双生児として生まれてきた兄弟が無理やりに切り離され、弟・ドゥエインは普通の身体として、兄・ベリアルは肉塊となる。ある日、ドゥエインが若い女性と恋に落ちたことから、兄弟の間に溝が生まれ始め…。

【感想】  ネタバレ
シャム双生児といえば、ブラックジャックのピノコを思い出しますが、物語はシャム双生児の兄弟が切り離され、肉塊となった兄の復讐に付き合う、正常な体となった弟というなんとも痛ましい状況。
バスケットケース1

弟は兄を隠すため、バスケットケースにいつも持ち歩く。今となっては、差別という壁がありますが、当時はこういった作品が娯楽映画として作られていたんですよね。

肉塊の兄ベリアルの容姿はやはり衝撃的なもの。最初はバスケットに隠されなかなか姿を現さないですが、登場したとたんに異様な姿が見えます。地面を這うコマ送りなシーンや切り離された手術に立ち会った医師達を次々に殺していく怪力は驚くものがあります。
バスケットケース2

ただ、ベリアルは味方に対してもやさしくはなかったのです・・・。意識を持ち、恨みを持ち、嫉妬をします。そして異常な性欲もあるからたちが悪いのです。非常に自分勝手な性格であるとも言えるでしょう。

兄のために危険な道を進む弟ドゥエインに対し、兄ベリアルは恋をした弟を許さないのでした。ベリアルの異常なまでの嫉妬は、破壊という行為に変えます。弟の彼女を殺める暴挙にまで・・・。死んだ彼女と性交まがいの行為をしている兄の姿には、観ている者としてもうらみさえ覚える行為・・・。ラストは兄弟愛?を見せた悲しいラストという形ですが、ベリアルの暴挙を見てしまうと同情すら覚えない結末でした。

この作品、衝撃的な作品でもあるのですが、どこかコメディー要素もあります。兄弟のやりとりもしかり、アパートのような宿泊施設での住民の騒ぎもなんだかコミカルです。テーマは非常に重いですが、この軽いノリがあるから気楽に観る事ができるのも事実ではあります。

一部のカルトマニアに支持されている作品。低予算ですがアイデアでカバーして怪作とまで言われた作品で、コミカルさや兄弟や登場人物の人間関係や兄の容姿などは、なぜか愛着すらわいてしまうのでした。(便座に乗っている姿なんて、ちとかわいらしい???)
バスケットケース3

【満足度】


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| ヒューマンドラマ | 22:58 | comments:5 | trackbacks:2 | TOP↑

COMMENT

ベリアルって…

当時は知らなかったけど、すでに悪い名前ですやん!(笑)

小学生の頃 ある雑誌で写真を見てずっと見たいと思ってた作品です。
ビデオが普及し、レンタル店が沢山できてもなかなか入荷されず…
高校生位でようやくレンタルで見つけたときは、オォッ!と声が出ちゃいました(笑)
いけにえや食人族の恐怖。はらわたやバタリアンの派手ホラーを見ていた僕にはゆるく、若干の肩すかし感は否めなかったけど、仰る通り!異形な兄の存在感、アイデアは素晴らしい!
2か3までありましたっけ?そちらは未見ですが、この作品は大好きです。

| ムズ | 2014/05/07 18:11 | URL |

ムズさん

名前、そうですね。
悪魔の名前ですよね。
ベリアルを示すのは、「無価値なもの」、「悪」、「反逆者」とWikiに書いていますが、その通りの兄でした。

この映画は、おっしゃるとおりホラーという怖さはないですが、題材に似合わずコミカルな作風なので愛着がわきますね。

2と3もあるみたいですが、イマイチらしいので私も未見です。

| とら | 2014/05/07 22:27 | URL | ≫ EDIT

とらさん、こんばんは!

出ましたね~!やっぱり、ヘルレイザーがあれば、バスケットケースでしょう!

VHSのパッケージ、ベリアルがバスケットの中から顔を出してる絵が、印象的です!

とらさんはツボをこころえていらっしゃる!

ある意味、ホラ~でもエグイですよね~!

身体を切断した医師を殺す!

当時としてはエグイ!!

続編はどんどんコメディ~化していきましたが、観ました!!

とらさんブログで、こわいものみたさ!!感が、蘇っちゃいました(@_@;)!!


| トト | 2014/05/07 22:30 | URL |

これ結構好き

なぜかコミカルな感じがあって結構好きなホラーです。
時代を感じさせる服装もいいですね。
ベリアルがその容貌と同じくらいに心も醜い所が上手く描かれていました。

| ミス・マープル | 2014/05/08 14:58 | URL |

☆トトさん
近所のツタヤでホラーコーナーフラフラしてましたら、ひそかにおいてあったので、思わず借りて再見してしまいました!

そうですよね?当時にこの映画はエグイですよね。
殺すシーンも、ベリアルが床を歩くシーンも。

こわいものみたさって言葉は良くできてますよね!
まさにホラー映画好きは、ぴったりな言葉です(笑)

☆ミス・マープルさん
なぜか、愛着がある映画なんですよね~。
マンションの住人たちが何かあるたびに、集まるのもなかなか面白い設定でした。

ベリアルは心も醜かったですね。
弟の恋愛くらい許してあげればいいのに。
しかも、恋人を殺してしまうとは・・・。

| とら | 2014/05/08 23:18 | URL | ≫ EDIT















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映画「バスケットケース」

JUGEMテーマ:Horror 映画「バスケットケース」1982年   アメリカ映画キャスト:ケヴィン・ヴァン・ヘンテリック     テリー・スーザン・スミス     ロイド・ベース     ダイアナ・ブラウンドゥエインとベリアルは結合双生児として生まれた。彼らは、12歳の時、3人の医師によって無理やり切り離される。その後、2人は切り離した医師達に復讐をし始めるのだった。<...

| マープルのつぶやき | 2014/05/08 14:54 |

バスケットケース

フランク・ヘネンロッター監督のカルトホラー。シャム双生児を扱ったもので、ベリアルのその造形は悪趣味だが確かに怪物的で悲しみさえ表れていると思う。 シャム双生児として生まれ「普通の人間」と「肉塊」に切り離された異様な兄弟の絆が描かれています。何もかも低予算でチープな特撮全開なのですが、それでも心に何か残るのが、カルト人気の理由なんだろうなあ。 粘土人形をコマ撮りした様なカクカクした動き...

| いやいやえん | 2014/05/06 08:18 |

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