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『肉』
 We Are What We Are

【製作年度】2013年
【製作国】アメリカ
【監督】ジム・ミックル
【主演】ビル・セイジ

  かご



【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
ある日事故で母親を亡くしたパーカー家。美しい姉妹・アイリスとローズは母に代わり、先祖代々伝わる恐ろしい秘密の儀式を引き継ぐことになる。

【感想】 ネタバレ
2010年の『猟奇的な家族』のリメイクの作品は、2013年のカンヌ映画祭、サンダンス映画祭など数々の映画祭に出品された。邦題(しかもジャケ写が・・・)がなんともがっかり過ぎなのですが、本題は、We Are What We Are(私達は私たちなんだ)です。この映画を観終わって実感する、タイトルです。

へんな邦題を漬けられたため、単なる人肉を食べる野蛮なカンニバル作品と思われがちですが、映画は終始物悲しく静かに進む、一種の変わった美学を観るような作品でした。これは、先日鑑賞したカンニバル作品『人肉レストラン』に似た、感覚。なに?最近はカンニバルは芸術なのか!?との錯覚を覚えます(笑)

といっても、本作は非常に重いストーリー。

一家には先祖代々避けられない風習ががある。それは先祖を尊重し、現在も実行しないといけない、パーカー一家にとっては神聖な儀式。今年もその神聖な儀式である、「子羊の日」がやってくる。2日前から絶食する一家。そう、それは人肉を食べるという一家だけの特別な伝統なのであった。

しかし、今年は母親の死という予想外な状況が起こる。
悩み悲しむ父親、母の変わりに人間を殺める番となってしまった姉アイリス、儀式を反対するローズ、そしてまだ何も知らない幼き弟。映画は、母親の死を皮切りに、毎年恒例だったその呪われし一家の伝統のために、翻弄される一家の心理を描きます。

映画を観ているこちらは、最初何のことか分かりません。母親の死に関しては、一種のミステリー映画と思わせるような感覚さえ覚えます。母親の病気の震える病気の意味も、父親が母を病院に連れて行かない理由も。しかし、物語が進むにつれ、一家の秘密が明らかになり、なんとも悲しい一家なんだろうかと・・・。
肉2

それは、特に姉妹の心情に表れてます。
儀式のために初めて人を殺める時、彼女達の気持ちの格闘が痛いように表現されています。うまくいかなかったが罪も無い人間を殺めたとき、彼女達は一家が通ってきた宿命を果たしたのです。
肉1

姉妹の一家の伝統といいこんなことが許されるのか?という葛藤、そして普通に恋がしたい年頃の彼女達にとって、他人の肉で作られた自分の汚れた肉体が邪魔してしまうのです。しかし姉はついに恋をし男性と一つに結ばれた瞬間、父親のあの一撃・・・。いやー、これは辛いよね。

そして、衝撃のラストは度肝を抜かれます。観た瞬間は、彼女達の行動がまったく意味不明でした。が、映画を観終わった後、改めて本題のWe Are What We Are(私達は私たちなんだ)を考えると、納得できるラストだったのかもしれません。彼女達は彼女たちなんです。姉妹にとっては、ハッピーエンドのように見えました。
肉4
肉3

これから、先彼女達と弟君はどうするんだろう・・・。

かなり、観る人を選ぶ作品で、理解できない方が多いでしょうが、きっとこの映画の深さが分かる人もいるでしょう。そういう人に一度見てもらいたい作品ですね。

【満足度】


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